私の性別(Q)の話。(0)
プロフィールにもあるが、私は自らの性別に違和感を持っている。
明確な診断を受けたわけではなく、自称、とするしかまだないのだが、いずれは診断書を頂きたいと思っている。
診断書を頂くとなった場合、そこに書かれるのは性別不合という名称だ。
性別不合。聞き馴染みのない言葉だと思うが、要するに体と心の性別が違うということだ。少し前まで性同一性障害と呼ばれていたものがそれにあたる。
近年理解は進みつつあるが、やはり嘘、気持ち悪いなどと捉える人は多くいるように感じる。
まぁ要するに生きづらい特性である。
私は別に同情を求めているわけではなく、他にも生きづらい特性や、一括りにされることのない、人それぞれの生きづらさがあるのも分かっている。
その上で、世の中にある生きづらさの1つである性別不合について、専門的な知識というよりは、私が大変だったこと、辛かったことを基に経験を書くことで知ってほしいという思いがある。
経験、とはいっても今も辛いこと、大変なことはあるわけで、時間軸が追いついたら日記のように書いていけたら良いなと思っている。
さて、私の性別について話しておくと、私はQ(クエスチョニング)というものが1番合っていると思っている。
私は体は女性に生まれたが、心はよくわからない。女性のところもあると思うし、男性のところも、どちらでもないところもあると思っている。もうよくわからないというのが本当にしっくり来る表現で、暫くはこれくらいの認識で良いのではないかなと思っている。
これから生まれてからどういう過程を私が過ごしてきたか、つらつらと書いていこうと思う。読んでいただけると嬉しいです。